論文で回避しろというNGワードがあったが...
論と呼ばれるものは、感情を相手に伝えるものではなく
その考えを実証させるためにあるべきものだと自分は思う。
NGワードを見ていて思ったことの一つとして
ほとんど全てが中学校等で書く作文のような口調なのが分かる。
"です","ます"調と呼ばれるものである。
内容の一部に、
- 知らない
- そんな事実はない
- もうダメだ
と幾つか中学時代に、言われたものは無いだろうか!?
くだいて説明すると、中学時代に知らないことははっきり知らない(分かりません)と
答えなさいと教わった人が多数いるかと思われる。
しかしこれは感想文や作文でしか使ってはいけない内容なのである。
冒頭に戻るが、論は実証するためにあるものが実証する内容の一部に曖昧さが
入ってしまえば、それはもう単なる感想や意見に自然変態するのである。
それで、書き換え内容には
「現在はまだ答えは提出出来無いが、今後実証出来るようにしておく」
といった裏の明示をしておくのがベストであると表記してあるのだ。
論文を書く上では、説得させる文面を書かねばならないため
通常の意見にひねりを加えて文面を美化すなわち強化しなければならないのがある。
また断定はしない程度に書くのが良いのである。
実証するものであるから、その内容が初めから通った内容としてはならないからである。
論文を書く人は、一度NGワードが無いか、またNGワードになりそうな物を探してみるのも
面白いかもしれない。